神石高原町のようなへき地での大きな問題の一つは、医療体制です。病院が遠い、医師、医療関係者が不足している、といった問題がつねに住民を脅かしています。しかし、医師不足をすぐに解消することは、ひじょうに困難です。とはいうものの「ITの活用(オンライ ン診療など)」「看護の活用」を積極的に進めることで、医師不足から起こるさまざまな不便や困難を解消する一助となるのではないでしょうか。
私たちは、これまでの看護師としての経験や得た知識で地域の課題やニーズに対応して、小さく始めてみようと考えました。始めることで、地域医療にとって必要な事業やサービスを見出すことにつなが れば、という思いがあったのです。神石の医療・介護の現状を明らかにし、行政や既存の事業所などとも課題を確認し、情報共有、コミュニケーションをとりながら連携 強化(地域包括ケアシステムの強化)を図っていくことが未来につながっていくと考えました。また、町の考える神石の地域医療モデルにも貢献できるカタチを模索するうえでのヒントにもなっていくでしょう。そうして得た結論が、「【保険外】看護・介護サービス」の提供でした。
「【保険外】看護・介護サービス」の最大の魅力は、必要な看護・介護サービスを受けるための回数や時間に制約がない、ということです。ただし、費用は全額自己負担となります。ですから、加入している保険などとじょうずに併用して、不足している部分を補うという利用方法が得策。どのように選択すれば、よりよいものになるとかといったご相談も承りますので、遠慮なくお問い合わせください。