【保険外】看介・介護サービス
こんにちは、ナースコール神石の髙橋文子です。 今回は、冬にこそ気をつけたい脱水症のお話です。
「コタツで寝るとカゼを引く」? 冬に脱水症? そんなふうに思う方は多いかもしれません。 でも、寒い冬は、コタツに入りっぱなしになってしまったり、部屋の暖房を一日中つけっぱなしにしている、ということはありませんか。 とくに危険なのは、コタツで寝てしまったという場合。 体温より暖かいコタツのなかに長時間入っていると、知らないうちに体内の水分量が減っていきます。ひどい場合は脱水症状に。 脱水症状であらわれやすいのは、めまい、ふらつき、頭痛など。 怖いのは、体内の水分量が減ると、鼻や口のなかの粘膜が乾燥してしまうことです。 粘膜が乾燥すると、体の抵抗力が落ちるため、ウイルスや細菌と戦っても抵抗できなくなってしまうことです。 昔から言われている「コタツで寝るとカゼを引く」というのは、本当のことだったんですね。
お茶やお水で水分補給を 高齢者は、腎機能や心肺機能が低下しがちです。 また、のどの渇きを感じにくくなり、水分不足を起こしがちということをご存じでしょうか。 加齢によることもそうですが、急性脱水症だけでなく、慢性的な脱水症を引き起こしている場合も多いのです。 こうしたリスクのあるなかで、認知機能の低下やADL(日常生活を送るために最低限必要な起居動作、移乗・移動・食事・行為・排泄・入浴・整容などの動作)の低下などから脱水に陥っても自力で水分補給ができないという方もいらっしゃいます。 また、夜間にトイレに行くのがいやで、水分摂取をしないという方も。 つまり、身体機能だけでなく、介護状況や高齢であるということが、脱水を起こしやすくしているといえるでしょう。 また、冬場は乾燥が進むため、よけいに水分不足になりがちです。 お茶やお水などで、水分補給をこまめに行なってくださいね。
主な参考文献:『高齢者の脱水症予防のケアに関する文献的考察』https://www.jstage.jst.go.jp/article/sanyor/19/0/19_KJ00008456339/_pdf
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