いよいよ春。でも準備運動を忘れずに～ナースコール神石のちょっといい話～

いよいよ春。でも準備運動を忘れずに～ナースコール神石のちょっといい話～

みなさま、ナースコール神石の髙橋文子です。
きょうは、町立病院の理学療法士である滝野宮大地先生に教えていただいた、
簡単な体操をご紹介します。
長い冬の間は、体を動かすのもおっくうになるもの。
春の訪れとともに、畑や田んぼの作業をしないと、と思ってしまいますね。
でも、ちょっと待って。急に体を動かしてはいけません。
では、どうすればいいのか、そんなお話をしたいと思います。

温かくなっても急に動いてはだめですよ
春よ来い♪　早く来い♪　待ちに待った春がそこまでやって来ましたね。
3月4日は、啓蟄(けいちつ)。
「冬ごもりをしていた生き物が地上にはい出る」ときです。
さぁ、畑や田んぼが待っていますよ。
今年もがんばっておいしい野菜やお米をつくってみんなに食べてもらおう。
気合が入ってますね。でも、ちょっと待って。
体を動かす準備はできていますか。冬の間、こたつに入りっぱなしで、
ミカンやお菓子を食べながら、テレビを見たりしていませんでしたか。
そんな人は、冬の間に体がなまってしまったかもしれません。
農作業は、決して楽な仕事とはいえません。体力と柔軟性が必要です。
急な運動によるけがや体調不良を起こさないために、
農作業の前には準備運動をしましょう。
たとえば、ラジオ体操。
単純ですが、農作業の前の運動として最適です。
大きく伸びやかに行なうことを意識することで、
筋肉や関節がより大きく動き、けがなどを防ぐ効果が期待できます。
ラジオ体操ほどではないけれど、簡単にできる運動のポイントをご紹介しましょう。